借金返済あれこれ

借金返済には色んな形があります。返済方法だって色々。そんな借金返済事情を見てみましょう

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借金返済への対策

借金返済方法

「債務整理って……何?」「分かり難いなら、借金返済のために、まずは借金そのものを整理するのだと考えればいい」銀行などで借金をした場合、その利息は高くても18パーセントくらい。それに対し、消費者金融で借金をした場合の利息は、おおよそ29パーセントくらいらしい。これじゃ借金返済は難しくなるのは想像に難くない。この高い利息によって、元本の借金返済が中々済まず、あるいはまったく進まず、二進も三進も行かなくなる。そんな借金返済苦が多いらしい。10万円くらいならまだしも、借金の桁が増えれば利息も当然上がるわけで、返済が困難なものとなる。そして中々借金返済が進まない場合は、下手をすれば利息のせいで過払いをしていることもあるとのことだった。

 夫は何処からともなく手に入れてきた借金返済プランの資料を片手に、私に説明を続ける。薄っぺらい書類なので、パソコンからプリントアウトしたものなのかもしれない。夫は麦茶で喉を湿らせつつ、言葉を紡ぎ続けた。「借金の月々の利息が車のローン並みになると、まず返せんな。一般的な月給じゃ」言われてみれば、当然でもある。そもそも日々の生活にそこはかとない不安がある状態だったのだ。返済すべきローンが一つ増えて、なおかつ利息分しか払えずに、その借金の元本は減らない……。そんな状態で、借金返済が出来るはずがない。借金など安易にするべきじゃないと、私は改めて思った。「まず、債務整理、借金の整理な?で、利息を下げる、あるいは無くす。そして借金自体も圧縮する」「出来るの?」「そんな借金返済方法あるの?」「法的には。この辺はまたプロの借金返済相談の説明を受けるつもりだ。その方が借金返済の近道だ」「でも、そんなに上手く返済が進むなら、皆もっと借金に苦しまないんじゃないかしら?」

 借金したことを家族に言い出せない。一人で秘密を抱えたまま行き詰る。そして勝手に追い込まれて返済出来ず、自滅。借金返済地獄生活の始まりだ。TVとかで借金苦の自殺とか聞くと、何も借金返済くらいで死ななくても良いのにと思うだろう?誰かに相談すればいいのにって。でも、まずそこが出来ない。踏み出せない。借金苦のことを言い出せないんだ。そう言う意味では、借金相談を言い出せた君は及第点か?」夫の言葉に、私は頭を下げる。すると夫は「一応、褒めているんだ」と言った。借金返済問題なんて褒められるようなことじゃないし、そもそも私は褒められても嬉しくない。「とにかく、我が家の借金返済はどうにかなりそうだって事だ」借金は、なくせる。仮にゼロにならなくとも、多少は減らすことが出来る。それでも駄目なら、自己破産という手もないわけじゃない。じろりと、夫は私を見た。「とりあえず、何かあったら相談。これが基本だな。これからはもっと早くに言ってくれ。いや、借金返済の相談なんてないのが一番だがな。俺にだって、奥の手がないわけじゃないんだから」「奥の手って?」「株だ。大して持ってないが、家計の足しにはなる。

 いきなり消費者金融の借金に手を出すよりは、死蔵中の資産を売却した方が健全だろう?」夫はそう言って、小さく笑った。縮こまった私が、何だか面白いとも言った。借金返済苦の原因を作った私は、より肩を落とした。「もう一度言うが、借金返済は何とかなる。何とかならなかったことなんて、これまでに一度もないんだ。そりゃ、俺は兄さんほど悪運は強くないけど、ついでに言えば、兄さんほど借金もない。だからそう気に病むな」「う、うんって、えっ?お、お義兄さんも借金をしてたの?」「ああ。昨日、メールしたら『奇遇だな、俺も俺も借金返済生活してたとこ(笑』って」「か、かっこわらいって相変わらず剛毅な人」「しかも、その借金返済額は5397万円だ」「ごせっ!?ど、どうしてそんな借金に!?返済できるのか?」我が家の借金なんて、瞬時にかすんでしまう額だった。と言うか、それなりに大きな家が買えてしまう額だった。「リストラされて、パチンコにハマったらしい」「借金返済の事も気にしてなかったようだ」「だ、大丈夫なの!?お義兄さんの家は!?借金返済できるの?」「ああ。宝くじが当たったから、大丈夫だと言われた。もう借金返済も終わったらしい」何だか世の中には、理不尽な運というものが存在することを、私は知った。いえ、大事にならないのならば、それに越したことはないのだけれど。借金も返済出来た訳だしね。まぁ、何はともあれ、私たちにはそんな悪運があるはずもなく。実に地道な借金返済への日々が始まり、そして続いたのだった。

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